コラム 不安、神経症
不安感や不眠など、メンタル的なお悩みで漢方を飲まれる方も多くいらっしゃいます。病院ではベンゾジアゼピン系やSNRIなどの安定剤や抗うつ剤が処方されますが、それでも思うような改善がみられない場合もあるかと思います。そういった場合意外に多いのが、水の停滞が見られるパターンです。心の陽気の弱りが水の巡りを妨げ、不安感や不眠を引き起こすことがあります。(この場合の心とは、心臓とこころ両方の意味を持ちます。)そういった場合、桂枝剤や茯苓で水を巡らせ、さばいていくことで改善がみられることがあります。同時に胃のむかむかなど中医学的な痰の兆候があられたため、半夏剤を足し痰を降ろすことで症状が改善された方もいらっしゃいました。ご自身の体、心の不調に耳を傾け、適切に労わってあげることで回復につながります。